フロントガラスはやっぱり大事で、添え物じゃない説。

車に事故はつきものですが、知人が買い物帰りに跳ねられました。夜間の交差点で、誰もいないと思ったのかノーブレーキで突進してくる車に、ポーンと。普段クールな女性ですが、フロントガラス越しの運転手と目が合い、その時ばかりはキャー!と、叫んでしまったそうです。その声に驚いた近所の方が集まったり、もちろん警察も駆けつけ救急車も呼ばれて大騒動。

ところが知人は倒れつつも状況説明をして、運ばれた先で各種検査を受け、医師や警察に対応し、顔面蒼白の加害者にも大丈夫よと笑いかけたり。その日は特に痛みもなく家に帰り、結局、打撲と踵に少しヒビが入った程度で、なんだか元気。初めてとはいえ、そんなものかと思いつつ事故処理のため警察に赴いて事情を聞いて、今度は本人が顔面蒼白に。

それは現場の交差点から何メートルも跳ね飛ばされた大事故で、駆けつけた警察も救急救命士も、経験から、全員、これはダメだろうと思ったそう。野次馬の人々もあまりの事に固まっていて、弔いムードだったと。それなのに余裕綽々、元気一杯なのは、加害者の車がフロントガラスが広めの新型で、金属の枠ギリギリでガラスにぶつかって、その柔軟さに衝撃を吸収されて助かったから。あと数センチズレていたら、即死だった…と…。

フロントガラスの大きさや形は、車全体のデザインの中で映えるものを選びがちで、その性能については看過されることが多く、運転する側として、見易さや、女性だと日焼け防止のUV機能、人によってはどれだけワイパーで気持ちよく水滴が拭えるかくらいしか拘る所はないと思われます。けれど、被害者側からの視点としても、その質の良し悪しは大切なんだと思わされた話でした。